I’ve Budokan 2005 -Open The Birth Gate- @日本武道館(九段下)


I’ve の武道館ライブに行ってきました。2ヶ月ぶり今年3回目の東京です。12月にも上京予定なので、今年は4回東京に行くことになります。九州在住なのに、このペースってどうよ?一応は将来何の役にも立たないであろう職業訓練らしき場所に行っているので、NEETではないですが、年収100万円どころか50万円にも満たない時点で、NEET紙一重な存在なのに、九州から年4回とかありえないですね。夏コミ→栗の子→I've→ゆかりんネギま!冬コミと、月1ペースを越えそうなわけで、もし東京に住んでたら食費までつぎ込んで、毎週なにかのライブに行ってるだろうから、幸せなのか不幸せなのか分かりません。食べたり着たりは大切だ(笑)


今回のライブは、取れたチケットが2階席の後ろの方だったのと、I'veの曲を知り尽くしているわけではなかったので、正直なところ2万円以上もする交通費をかけて、わざわざ東京まで行く価値はあんのかと、ライブ前はテンションがめっさ低かったのですが、ライブ後はもう何と言うか、言葉では言い表せない感動でいっぱいでした。素晴らしいライブをありがとう。


金曜のスカイマーク最終便で、羽田入りをしました。最終便なので、品川に出た頃にはもう0時を回っていまして、知り合いのところにお世話になる訳にもいかず、久々に都内のカプセルホテルなんぞに宿泊しました。カプセルに泊まった時はラジオを聞く人なのですが、前は確か「ホレぼれ。」のラジオを聞いた気がするので、約2年ぶりの都内カプセルです。今晩もラジオを聞いていたんですが、「ぱふゅーむ」が出ている番組をやってました。この「ぱふゅーむ」っていうグループですが、桃井はることユニットを組んでいたので、てっきりアニメかゲーム系の何かのユニットと思っていましたが、アニメとかとは関係のないアイドルグループだったんですね。しかもこの番組、ラジオ日本でやってるものとばかり思って聞いていましたが、実はチューニングしてたのは「RCCラジオ」でした。意外と都内からもクリアに聞けるもんなんですね。他にQRでは「中川翔子のショコタン同盟」たる番組を放送していました。以前に文化放送の番組表を見たところ、「ショタコン同盟」なる番組が目に入り、美男子を語る番組があるものと思っていましたが、今回その該当する番組を聞いて、番組名が「ショコタン同盟」であることが判明。内容も予想外のリネージュ宣伝番組であり、ショコタンをショタコンと読み違えていたことが発覚、俺の頭は逝っていたようです。


翌日チェックアウト時間の10時ギリギリまで寝ていて、もそもそと秋葉原に出向いたところ、なんとHS氏といきなり中央大通で遭遇しました。秋葉でバッタリなんて素敵な嫌なシュチュエーションなんだろうか?そのあと昼飯を食らいつつDVDを買ったりして、2時半頃にBK&後輩のケミストと新人1年(仮)と合流しまして、岩本町から九段下へ移動です。なんというか、今回のライブは佐賀から5人も参加という凄まじい面子なので、一緒に福岡のライブに行っているような気分でした。


日本武道館は初めてなので、屋根のタマネギを見るのも初めて。あれが景太郎の足を骨折させたタマネギなのか・・・と、感慨に耽りながら、Tシャツなんかの物販に並び、開演時間30分前まで外でダベり、そのあと入場しました。席は2階南東の後ろの方。いわゆる「僻地アニメイト割り当て席」とでも言いましょうか。少なくとも、前後の30席は福岡店の割り当て席ですね。昼に池袋に行ってアリーナ席と、朝1で並んでも買えない可能性のあった地方、次回はもう少しチケットの販売方法を考えて欲しいものです。


17時を回り、いきなり客電が消され、盛り上がる会場。トップバッターはMELL様で、イキナリ「砂漠の雪」でした。もうテンション上がりまくりで、MELL様だけで体力を使い果たしてしまいそうな感じでした。MELL様大好きなので、MELL様びいきもあるんでしょうけど、声が届かないと知りつつ、叫びまくりでした。好きな曲を一緒に歌える素晴らしさ。やはりライブの良さの醍醐味を改めて実感しました。

  • 砂漠の雪
  • FLY TO THE TOP
  • 美しく生きたい


続いてSHIHOタン登場。個人的には「birthday eve」が聴けて感激。SHIHOタンが「みんなのサイリュームがホント綺麗です〜」とか言っていましたが、2階から見ても物凄く綺麗でした。今回のライブは、炎やレーザーなどの、視覚効果もかなり考えられたものでしたが、会場が暗くなった時のアリーナ席に広がるサイリウムの海と、アリーナ席の上を通るレーザー光が非常に幻想的で、こればっかりはアリーナからは味わえないほど綺麗なものでした。個人的にはバラード曲でサイリウム振っていると体力がもたないので、盛り上がる曲だけ盛り上がることにしました。

  • Belvedia
  • Ever stay snow
  • birthday eve


そのあと詩月さん登場。開場前からSenecio歌ってくれるといいけど、無いだろうな見たいな話をしていたんですが、まさかの「Senecio」。かなりテンション大。そして「Do you know the magic」にヤラレる始末です。

  • 僕らが見守る未来
  • Senecio
  • Do you know the magic


次に出てきたお姉さん。一瞬 誰だろう?と思いましたが、彩菜さんでした。ゲスト扱いの彩菜さんですが、やはりI'veを知ったきっかけは「kanon」です。個人的には「風の辿り着く丘」が好きなのですが、生のLast regretsをじっと聴いていたら思わず涙が出てきました。人にとってのきっかけは非常に大事なものです。


そして次はLiaさんの番でした。なんと言っても「鳥の詩」。聴いているうちにテレビアニメのオープニング映像が、頭の中をよぎって行く始末です。しかも演奏はあの折戸伸治。なんか折戸氏を呼び出す為に「折戸さ〜ん」とかって会場全体で叫びましたが、「さん」付けなんて申し訳ないです。「折戸先生」とお呼びするべきかと。


その次は、川田まみタン登場。radience発売イベントで、2回握手はしましたが、生で歌を聴くのは初めてです。なんかFFのリノアみたいな衣装着てました。歌った曲は好きなものばっかり。3曲とも歌える曲だったのですが、やっぱり生の「明日への涙」は効く。個人的にはsecond Flightよりも好きです。


お次はMOMOさん。またまたこれでもかって代表曲ばっかり。「spillage」や「GREEDY」も聴きたかったけど、どの曲も外せないですよね。最近は「MIX UP」をよく聴いていたので、philosophyは感無量です。

  • Verocity of sound
  • DROWNING
  • philosophy


続いて島みやえいこ氏登場。会場から「せんせい」コールが飛びます。実を言うと、個人的にはI'veメンバーの中で、いちばん曲に疎いアーティストかもしれません。ライブ慣れしていて、MCが上手くて美味しい所を全部もっていっていました。


このあとMCの「I've talk jam in budokan」がありまして、KOTOKO以外の歌姫登場で、北海道弁でのトークが繰り広げられました。「ゴミを投げる」とか、唐揚げを「ザンギ」という事は知っていましたが、ほかのトークの意味は分からなかったです。そしてゲストに謎の外国人登場。はじめ誰か分かりませんでしたが、PRIDEやお笑い番組とかで選手入場アナウンスをやっているレニー・ハートさんで、実は「青ニプロダクション」の所属だそうです。レニーハートさんの掛け声で、C.G mix中沢伴行氏、高瀬一矢氏が呼び込まれ、「FUCK ME」の生演奏がありました。この曲って、1枚目のいちばん最初に入っていたんですよね。何気に懐かしかったです。


FUCK MEの演奏が終わったあと、我らがKOTOKOタン登場。最新アルバムの「Collective」は未入手だったので、1曲目が分からず悔しい思いをしました。そして「涙の誓い」はライブ寸前にDAMに入ったこともあって、思わず歌ってしまいました。そのあと遂に「Second Flight」キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! もうこれを待っていたのですよ。本日最高の盛り上がりを見せました。そして新人メンバーの怜奈さんが紹介され、怜奈さんソロの「Close to me」がありました。この曲も好きな曲の1つで感動です。


その後、Short Circuitのイントロの音とともに、再びKOTOKOタン登場。思いっきりShort Circuitかと思いましたが、なんとChange my styleで大盛り上がり。やはりこういう曲を大きな舞台でやると楽しいですね。ただライブの時間も開始から3時間半が経ち、休む暇が無いので、会場全体がお疲れモードだった気がします。そしてラストを飾る「Wing my way」大好きな曲ですが、前回のKOTOKOライブツアーのセットリストから外されたこともあって、読みどおりキタ━━(゜∀゜)━━。という感じでした。

  • Collective
  • 涙の誓い
  • Second Flight [with 佐藤裕美
  • Close to me(Mixed up STYLE)  [by 怜奈]
  • Change my style
  • Wing my way


そしてアンコール。会場一体で「see you」と「Fair Heaven」を歌い、最後の歌姫ひとりひとりのコメントに感動し幕を閉じました。たっぷり4時間でもう最高。時間があっという間だったし、感動的な空間でした。やはり慣れが来るとKOTOKOのライブとか、惰性で行っている感も否めなくなってしまうんですが、今回ばかりは終わった後の感覚がそれを否定し、最高な気分でした。やはり初めてで武道館というのは大きいと思います。セットリストもフルアルバムであるかのようで、交通費も微々たる物のような気がします。


ただやはり、これを毎年やるとなると、惰性が絶対に出てきてしまいますので、何年かに一度の割合で大舞台というのがいちばん最良の方法と思います。こんなセットリストなんて、毎年できるもんじゃないですよ。ただ願わくば恋愛CHU!のKOTOKOと詩月のコラボとか、聞いてみたい曲は沢山あるので、次はあって欲しいものです。今回のライブは、かなりの数のカメラが入っていたので、ひょっとするとDVDになるかもしれませんね。

2階席は立つには傾斜がきつく、100%跳ぶなんて無理な状態で、座ってライブに望みましが、ステージは下なので、逆に立たれると完全に見えなくなるので、座ってるのが丁度いい感じでした。PPPHのHとか、普段ジャンプをする部分だけ席を立つという新手技?を実行しました。今回はじめて真近でウルトラオレンジを見ましたが、やっぱりアレは眩しすぎだし、3分しか持たないので、やっぱ使えないと思われます。UOユーザーには「高輝度イエロー」をオススメしておきます。30分ぐらい持つし、意外と使える奴ですよ。


ライブが終わった後は、ファミレスへと流れ、パセラ御徒町で徹カラをこなし、朝9時半の飛行機で、佐賀へと帰還しました。昼に帰り着いて、何とか気力で「たかじん」を最後まで見た後に、バタンQ。起きたのは次の日の朝9時。実に15時間も睡眠してしまいました。最後に素晴らしい場を提供してくれたI've関係者と歌姫に最大の感謝を。


公演中の写真 [ivesound.jp]
http://www.ivesound.jp/budokan/picture/picture.html