岩男 潤子ミニアルバム「Love Songs」発売キャンペーン@イオン直方ジャスコ(直方)


岩男潤子さんの新曲キャンペーンが、直方であるということで、行ってきました。なんで直方?それは俺も聞きたいです。岩男さんといえば、テレビ東京系の育児番組に顔出しをしたりはしていたものの、2000年に入ってから、何年か声優業から離れていたので、その間は特に深い思い入れはないのですが、TBSラジオの「プクプクペンギンパーク」やニッポン放送の「スーパーアニメガヒット」なんかのラジオ番組をよく聴いておりました。最後に聞いたラジオは、FM三重の「Still of the Night」だと思います。声フェチ的な発言をすると、岩男潤子さんの「カッコイイ系」の声が非常に好きなのです。おそらく「浅田葉子」「川崎恵理子」と並び3本の指に入り、来栖川綾香や、北条まりな(SS版)、佐野倉恵壬なんかの声は非常に好きで、高校時代まではよくドラマCDなどを聞いて楽しんでおりました。



朝10時半過ぎに、Zガンダムのレイトショーを見て、そのまま飲んで佐賀にいるというHS氏と合流し、車で直方に。佐賀からだと、国道34号→国道3号→国道200号経由で、約80キロになります。結構遠いし、車じゃないとお手上げです。案の定にR34は混んでおり、ノロノロと進みつつ鳥栖まで1時間。そこから3号線を経由し、原田線に沿っている冷水峠を経由し筑豊入り。山あいの道をずんずんと進みまして、13時すぎにイオン直方ショッピングセンターに到着です。


  

会場のイオン直方ショッピングセンターは、いわゆる「ダイヤモンドシティ・キリオ」とか「リバーサイドモール」のような、シネコン併設のショッピングモールです。北九州の八幡西区と隣接していることもあって、かなりの人出でした。そんなイオンのエスカレーター脇にある「チューリップコート」特設ステージで今回のライブが催されました。かなり前のほうの席を確保できまして、間近で岩男さんを見ることが出来ました。椅子に座っている人が40人ほどで、立ち見のギャラリーを含めると、100人以上がライブを見ていたと思います。14時からと16時からの2回公演で、MCの内容が若干違った他は、セットリストは1部2部とも同じです。


★★★ セットリスト 



MC (自己前説&挨拶)

1.海の色

MC (自己紹介・ゾロリ出演や声優話)  

2.あっちゃこっちゃゴー!<TV size ver.>    

MC (歌の説明&CDの話)

3.生命は煌めきながら

4.All my Love

MC (声優話とギターの話&歌の説明)

5.こだま <ギター弾き語り>

6.生命は煌めきながら


特設ステージで舞台裏がないため、袖のところに何時の間にか岩男さんがいまして、時間になったところで、「今日は歌を歌ったり、声優のお仕事をしている岩男潤子さんのライブがあります」と前説を開始。そして自分で「それでは岩男潤子さんどうぞ〜」といいつつ、自分でステージに上がるという登場方法をしていました。(一般のギャラリーには受けていたようです。)はじめのMCは出身地などの自己紹介などをしまして、「海の色」を歌いました。そのあと「まじめにふまじめ かいけつゾロリ」にナジョー役で出演してエンディングを歌っている旨の紹介と、実際にキャラの声を出したりしていました。1部では「日曜の朝7時から、OABで放送しているので見てくださいね」っていうなんとも大分人らしい発言もあったり。(2部ではきちんとKBCに直ってました)


他の曲間のMCにも声優の話があり、アンパンマンの「やきそばかす」役という、やきそばパンマンの妹役で出ているという話をしていました。しかし福岡のFBSはアンパンマンを朝5時台に放送していることや、「やきそばパンマン」すら微妙な位置であることから、会場の反応は悪かったのですが、カードキャプターさくらの「大道寺知世」役ということで、実際に知世の声で、「さくらちゃん。その衣装〜」という知世のセリフを演って見せたところ、そこそこ反応が得られていました。(2部では、知世の代わりに「碇くーん。女の子泣かせちゃ〜」という洞木ヒカリの声を出していましたが、これは主に前列集団から「おおーっ」って声があがってました。)


  

  

その他のMCは、「生命は煌めきながら」は、母に対する想いを歌った歌であるという紹介や、「こだま」はこもりうたであるという曲の紹介、CDはインディーズなので店で買えないから、ここで買ってくださいといった内容でした。ライブは約30分で、その後はCD即売会&サイン会&握手会が行われました。なんか岩男潤子なんていう名前は、アニメに詳しい人なら、誰でも知ってる人なのに、サインに握手してもらった上に、撮影OKと「岩男さんって、こんなに安っぽい声優じゃないよな?」と思わず言ってしまいそうなほど、片田舎でないと絶対に出来ない素敵なイベントで、ホント来て良かったです。サイン会は、一般ギャラリーの人もかなり列に並んでいたので、列が掃けるまでに1時間以上かかっていました。


岩男さんのCDを買ったのは「スカーレット」以来でしょうか。やはり岩男さんは歌が上手いですし、伝わってくるものも大きいです。あのOVAKEY THE METAL IDOL」のラストに聞いた「手のひらの宇宙」の時に受けた衝撃を思わず思い出してしまいました。切ないけど力づよいそんな歌声ですよね。たまたま手元に「春菜のドラマチックな夜だから」に、アルバムEntrance発売記念で、岩男さんがゲストに来た回の録音テープがあったので、聞いてみたんですが、「鳥籠姫」と「追憶のエチュード」が流されていて、かなり懐かしくなりました。実家にあるので、手元にはないのですが、「Favorite songs」っていうアルバムだけは買った記憶があります。あのアルバムは「これぞベスト」っていう、いい曲が多いので、実家に帰った時にもう一回聞き直したいですね。


ライブの2部が終わった後は、早めに退散です。再び200号線を西進し筑後方面に向かいました。途中、飯塚と桂川の間あたりで、かなり強い雨が降っていました。ひょっとしたら原付で来ていた所なので、車を出してくれたHS氏に感謝です。HS氏は久留米なので、途中の鳥栖駅で捨ててもらい、長崎線で佐賀まで帰還しました。地方のスーパーでのイベントは、久しぶりでしたが、非常によい時間でした。こういう地方ならではのイベントをこれからも期待しておきます。