佐賀に2店目のメイドカフェが

koara2006-04-23

 佐賀市の南部バイパス沿い(国道208号・大学近くのガスト横)に、「ふぁみーゆ」という新しくメイド喫茶ができたということで、行ってみました。内装は普通のメイドカフェですが、店内には「ファイバード」や「Gガン」といった曲目のアニソンがずっと流れており、「アニカン」やら「ランティス」なんかのフリーペーパーが棚に置かれていました。メニューも価格も味も、いかにもメイド喫茶という内容。今日は5人のメイドさんがいまして、10分1000円でゲームが出来るというどこにでもありげな店でした。


 店員さんは非常にきさくな人なので、「メイド」という部分だけを売りにしている店としては良いと思いますが、コーヒーやら食事は、ディスカウントストアーで揃えたボトルコーヒーと冷凍食品という感じのマンガ喫茶レベルです。もちろんメイド喫茶にそういうものを求めてはいけないのは分かっていますが、値段と味の開きがあんまりなので、夕食に立ち寄るかという気にはならないですね。メイドとゲームがしたいという「メイド」嗜好の人にはオススメ。制服は統一されていますし、白山アーケードにある「main」よりは本格的派のメイド喫茶ですね。メニューの価格や味に関しては、白山の方が断然上。


 本格的に「食事」を売り物にするような喫茶じゃないと、佐賀じゃ生きていけないだろうというのが個人的な見解。マンガを読みに行くから「マンガ喫茶」、メイドを見に行くから「メイド喫茶」という意味では成り立ちますが、秋葉原や福岡天神と状況が違うので、少しは「お茶を飲みに行く客」のことも考えないと今後の行く末が心配です。結局は佐賀の2店とも、「天神スタイルの足元にも及ばん」って言う人が多いなぁ。あと最近思うのが、どこも「お帰りなさいませ」とか「いってらっしゃいませ」とか、同じセリフばかりなので、もっと店の個性とか出せないかねぇ・・・